転職コラム
より良い転職のために(6)?情報に振り回されるな
今の仕事で悩んでいるよりも、もっと活躍できる職場や働き方があるのでは、と就職試験を受け見事合格、一件落着と思われた、そういう人の“悩み”が持ち込まれる事が多くなってきている。ここにきて、新しい職場に行くか、今の仕事に留まるかを迷ってい…
より良い転職のために(5)?履歴書に自信ありますか?
最近、大学の就職係の先生方に会うと皆、今の学生は履歴書の書き方がなってないと嘆いておられる。よくよく聞くと、自分自身を表現できないのだという。例えば、デザイナー志望だから絵は描けるが文章は苦手。それでも一晩かけて履歴書を書きあげたの…
失業者増・失業率横ばいで驚くなかれ
失業率が常時10%前後の欧州の人々にすれば、日本の5%台は驚くべき数字ではなく、それを「最悪、最悪」と伝える報道は不思議に映るようだ。貧富の差や暴力、犯罪などを社会に抱える米国や中国の人々のなかには、「豊かで、平等で、安全な日本」が…
より良い転職のために(4)?デザイナーも語学を
人生で最もすばらしい経験とは、なにかを学んでいる時に手に入るもの。そこでデザイナーも改めて今、語学を学んでみてはいかがだろうか。昨今、国際競争力時代の必須スキルといわれて久しい語学力、とりわけ英語については、 1)英語にはまったく自…
言葉の変遷 人材?人財?ヒューマンキャピタルへ
先日、2002年10月16日より3日間、東京ビッグサイトで行われる予定の企業の人材・組織戦略のための専門イベント「ヒューマンキャピタル2002」の開催要項の説明会があった。(主催:日経BP社)日経ビジネス4/8号「ビジネス世論」調査結…
より良い転職のために(3)?パラシュート持ってますか?
米国に「あなたのパラシュートは何色か」という、ベストセラーがあると聞いた。これは転職のマニュアル読本らしい。あなたの命を救うのは一つのパラシュート。パラシュートは、何も起こらないときから用意しておかなければ意味が無い。「どこに安全に…
変化の波はデザイン界にも
かつて製造業への高卒就職は、生産ラインの現場でモノづくりを担うのがベーシックだった。ところが、そうした大量生産のモノづくりはどんどん中国にながれている。人件費が20分の1だからだ。製造業のみならず、農作物までも生産地が移動し始めてい…
より良い転職のために(2)?プレゼンのプロであるべし
デザイナーはプレゼンテーションのプロであるべし、という観点から、今回も気付いたことを2点述べたい。1. プレゼンのプロであるデザイナー。 そのデザイナーが作成する履歴書・キャリアシートは 1回目の面接材料と考え、全神経をそそいで…
より良い転職のために(1)
会社を辞める理由から、新しい職を見つけるまでの転職過程まで、人それぞれ唯一無二、日々のコンサルティングを通じてその人の体験や人生を追体験していて、最近気がついた事を述べたい。1. 転職成功の第一歩は会社を辞める意思決定。 こんな時…
再就職支援・若年層には手薄
政府の総合雇用対策を実施するための雇用臨時特例法と2001年度補正予算が、昨年暮の臨時国会で成立し、過去最大規模の雇用対策が本格的に動き出した。しかし、12月、1月と雇用情勢はさらに厳しくなっている。失業者が350万人を超える時代に…