コンサルタント日記
身近な比較文化論
以前、このブログで、「気になるデザイン」として、シンガポールのジャイアント観覧車について書いた。高さ165mの「シンガポール・フライヤー」は、観光立国のシンボルだ。先週は、グラフィックデザイナー・原研哉さんの『美意識は資源である』か…
中国のデザイン(5)
私の感じた生の中国、中国のデザイン・シリーズの5回目。先日、中国の大手インターネット会社「百度」の日本支社長の講演で、日本人は「職人」で、中国人は「商売人」であると、いろいろな例をあげて話されていた。中国人から見ると、日本人が「職人…
中国のデザイン(4)
私の感じた生の中国、中国のデザイン・シリーズの4回目。中国のインターネット人口は、今年、3億4000万人に達した。統計で見る限り、この8ヶ月で、4000万人増えたことになる。インターネットの発達で、もはや「国境は無い」と言われる時代に…
中国のデザイン(3)
私の感じた生の中国、中国のデザイン・シリーズの3回目。北京から飛行機で1時間、日本でいうと東京から札幌あたりに位置する、内モンゴル自治区、包頭市(人口250万)で行われた、「2009年 全国工業設計教育研究会(2009 Intern…
中国のデザイン(2)
私の感じた生の中国、中国のデザイン・シリーズの2回目。何処の大学へ行っても、デザインを学ぶのは、圧倒的に女性が多かった。比率で見ると、女性が7割程度を占めているように思う。それだけ、デザインには、女性にモテる何かがあるのだ。例えば、…
中国のデザイン(1)
先月は、二度も中国に行き、上海、北京、内モンゴル、包頭市などを訪れる幸運に恵まれた。こんなことは生まれて初めてで、少し興奮気味である。決して、オーバーなことを書くつもりはないが、私の感じた生の中国、そして中国のデザインを、シリーズで…
健康第一
医師である友人から、残暑見舞いが届いた。 『残暑お見舞い申し上げます。 お変わりありませんか? 昨日、国内で初めて、新型インフルエンザの死者が出ました。(8.15) 慣れてしまって、余り大きなニュースにならなくなっていますが、…
家族旅行とビジネス
お盆休みを利用して、海外旅行を楽しまれた方も多いだろう。友人のK君は、そんな4日間の旅行のうち、1日をビジネスに当てたと聞き、さすがだと感心した。彼の場合、今春、会社を立ち上げたこともあり、時間は、いくらあっても足りない。マーケッ…
ユニバーサルデザイン再考
海外旅行で、しばしば悩まされることの一つに、入国カードの記入がある。先日も、中国へ入国するとき、入国カードを機中でしっかり書き、入国審査に臨んだが、記入漏れを指摘され、その場で書き足して入国できた。「飛行機の座席番号」を書く項目で、単…
就職事情にみる国民性
上海で、私立のビジュアル系大学の副学長に会う機会があったので、ずばり、今年の就職事情を聞いた。インテリア、ランドスケープ、建築、アニメーション、グラフィックと多岐にわたる専門分野の総勢500人は、就職率100%だったと、話していただ…