コンサルタント日記
面接結果の通知に思う
先日、ある企業に紹介した候補者の、一次面接合格の返事をいただいた。 「こちらが当初懸念していたような、自己主張の強い芸術家タイプではなく、 柔軟に対応してゆく気持ちを持っている」 「基本的にはデザイナーでスタート、 将来的に…
ジャンルの壁を越えて
先日、川崎市が開催している「デザインフォーラム」で、ユニークな、すばらしいデザイナーに会った。彼女は、一昨年、「川崎市産業デザインコンペ」でグランプリを受賞したデザイナーである。その受賞作が製品化され、Gマークにも選定、今夏発売され…
「QOL」「ADL」
異業種の人たちから、新たな言葉を学ぶことがある。先日も「QOL」と「ADL」という言葉を教わった。QOL=quality of life(クオリティ・オブ・ライフ)はよく耳にするが、ADLとは初耳だった。聞けば「activities…
転職者の再訪
私たちが転職のお手伝いをした人が、久々に訪ねて来てくれるのは嬉しい。先日も、大手メーカーで活躍中のK君と3年ぶりに会食した。彼は、ご無沙汰を詫びるなり、独立してフリーランスになることを決めたと報告してくれた。彼らしい選択であり、こち…
名刺の渡し方
誰が考え出したのか、名刺交換で自己紹介し会話が始まるのが日本のビジネスの世界。昨今、気になるのは、その名刺の渡し方である。ひどい場合は、椅子に腰掛けたまま手渡しされたこともある。まあ、何を考えているのだろう?こちらが立っているのに。…
採用の電話と不採用の電話
「桜咲く」。求人先企業から、就職決定や内定という電話をもらうと嬉しい。すぐ携帯で本人に知らせる。本人の喜びようを聞き、またこちらも嬉しくなる。求人側からも「いい人を紹介してくれてありがとう」と言われると、またまた嬉しくなる。人材…
破談のタネは意外なところに
多くの場合、転職は秘密裏に進め、入社が決まった時に発表、というスタイルを取る人が多いし、それは正解だろう。しかし、配偶者にまで隠していると、大変なことになる場合もある。例えば、人によっては、とんとん拍子に転職話が進むことがある。その…
雇用改善?
「雇用の改善が続き、一進一退だった企業の生産も堅調さを強めている。 家計消費も上向く兆しが出てきた。 九月の完全失業率(季節調整費)は前月比0.1ポイント低下の4.2% 1998年7月の4.1%以来の低水準を記録した今年六月に並んだ。…
季節の挨拶状を出そう
日本には、四季折々の行事が沢山ある。お盆やお正月、お中元とお歳暮、暑中見舞いや年賀状、多分まだまだあるだろう。そこでこの暑さ続きの中、すぐ実行できることといえば、緒先輩に残暑見舞いを出すことだ。絵手紙風のハガキなども、インパクトがあ…
好きこそものの上手なれ
「トラバーユ」という単語は、日本では就職情報誌の名から、もっぱら「転職」の意で使われている言葉だが、本来のフランス語では「労働・仕事」という意味である。さらにラテン語までさかのぼると、「3本の棒で拷問する」という意味にたどり着く。仕…