より良い転職のために(64)?本から学ぶ

先日、『125歳まで、私は生きる!』という渡辺弥栄司さんの本を読んだ。
『あと39年、「寿命の可能性」に挑戦する理由』という副題がついている。
書かれたのが3年前、実に86歳の時であるから今年で89歳、
日本の中高年に笑顔と自信を取り戻してもらう運動を展開する
ビューティフルエージング協会や、英語能力テストのTOEICを実施する協会の会長、
それに法律特許事務所の所長などをしておられる。
「人間は125歳が最大寿命とされ、
それまで無限に成長することができると言われています。
私は自分にあるその「可能性」を最大限活用して、
若者があこがれてくれるような人生をおくっていきたいのです。」
と書かれている。
彼のキャリアは夢への挑戦の連続だ。
1966年、49歳の時に日中国交正常化の道筋をつける仕事に就き55歳で実現、
その年にTOEICの構想を持ち79年に実施、
82年に65歳で司法試験合格、弁護士開業と、まるでスーパーマンにも見えるが、
その間の努力たるや、すごい。
彼の数々の挑戦を見ると、転職などは朝飯前、
夢への挑戦に障害など無いということがわかる。
例えあっても、努力でぶち破って行ったまぎれもない実例が、ここにあるのだ。
時には本から先人の面白い生き方を学び、
そこから転職の極意を読み取れることもあると思った。
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