「転職して想定外だったこと」のランキングが日本経済新聞に載っていた。
トップは「社内研修が不十分」、そして「サービス残業が当たり前の職場だった」
「ワンマン社長や親会社などの支配が強く、現場に決定権が無い」と続いていた。
社内研修が不十分というのは、引き継ぎが不十分で業務に支障が出た、
社内に関する説明すらないなど、会話が無いことだそうだ。
そんな記事を読み、先日見学した某企業研修の様子を思い出した。
そこでは、社会人1?5年目の10人程がデザイン研修を受けており、
彼らは目を輝かせて各自のスキルアップに挑戦していた。
この企業の研修にかける期待値はすごいと思った。
企業は、戦力として人材を採用したからには、
彼らを人材から『人財』に高めなければ意味が無い。
管理職の仕事は、この「育てること」に尽きると言っても過言ではない。
だとすれば、上記の「社内研修が不十分」という点は、
採用する側、管理職に問題がありそうだ。
即戦力を期待しての中途採用とて、磨かなければ光らないことぐらい、
企業は知っている。
ただ企業は、学校と違って、教えて欲しいといわなければ何も答えは返ってこない。
その違いだけは、転職する側もしっかりと肝に銘じ、出来れば事前に、
その会社の研修制度の有無、内容なども調べた上で面接に臨みたい。
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