先日、2002年10月16日より3日間、東京ビッグサイトで行われる予定の
企業の人材・組織戦略のための専門イベント「ヒューマンキャピタル2002」の
開催要項の説明会があった。(主催:日経BP社)
日経ビジネス4/8号「ビジネス世論」調査結果によると、現在転職を考えている人、
転職が決まっている人を合わせると、実に過半数を超え、55.9%だという。
コア人材の流動化や終身雇用・年功序列の崩壊が急速に進み、
このようなイベント開催が求められているというわけだ。
今回はセミナーと展示の構成で、例えば展示ゾーンでは、
採用/紹介/アウトプレースメント、人事戦略コンサルティング、情報システム、
教育/研修…と多岐にわたっている。
このような項目からみると、すでに「人材」から「人財」、
そして「ヒューマンキャピタル(資本)」へと、人材についての経営者側の考え方が、
大きく様変わりしてきているのが読みとれる。
従って、従来のように人材を資源として消費する時代から、
キャピタル(資本)として築き上げ、戦略的に投資する時代がやってきたという。
要するに、人材(人財)=資本であり、実力さえあればどんな場所でも生きていける、
そんないい時代にさしかかっていると考えたい。
とにかく実力をつけよう、新しい時代に対応できるスキルを身に付けよう。
そうすれば、転職は決して難しくはない時代に来ている。
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