プロフィールページは必要か? デザイナー転職ガイド2024

今回は、ポートフォリオの冒頭によくある「プロフィールページ」についてです。
プロフィールページは必要か?
学生のポートフォリオにはプロフィールページが良くあると思いますが、中途採用の場合は必須ではありません。しかし、以下のように人によっては入れることで有効になります。

若手デザイナー・学生の場合:入れた方が良い

過去にも書きましたが、企業側の選考者はデザイン部の部長や先輩です。彼らはスーパーデザイナーを募集しているわけではなく、一緒に働く後輩、仲間を募集しています。

もちろんスキルも重要ですが、各社ごとに求めるスキルは少しずつ違ってきます。また、ほとんどの仕事は多くの人と関わるものですので、正しくコミュニケーションが取れなければデザインスキルが高くても難しいです。もっと極端な話では、先輩を不快にさせるような人柄では先輩のパフォーマンスが下がってしまい、会社トータルではマイナスになってしまいます。逆に、一緒に働きたいと思うような人であれば、先輩のパフォーマンスも上がるかもしれません。

そうした点は面接で見ますが、プロフィールページに明るい笑顔で写っていたり、趣味や部活が興味深いものだったら、好感がもたれて後輩にするイメージが付くかと思います。

ただ、必須ではありませんので、作品ページや「画像付きインデックス」などで手いっぱいでプロフィールページまで作れない、ということであれば作品ページ優先で構いません。あくまでも、プラス材料になりえる、ということです。

中堅・ベテランデザイナーの場合:なくても良い

上記のような理由で入れることを推薦しているので、中堅・ベテランデザイナーであれば無くても良いです。特に、職務経歴をきれいにビジュアライズして見せたり、スキルとしてAdobeソフトの習熟度を円グラフや棒グラフで示すことは不要です。職務経歴書で伝えればそれで充分です。

ただし、そうした「情報をビジュアライズして整理する業務」を受ける場合は、そのスキルをアピールする意味で掲載してもよいかと思います。

また前述のように、「後輩、仲間を探している」ので、プロフィールページを掲載してマイナスになるものではありません。余裕があるのであれば掲載しても良いかと思います。

例えば以前に「趣味がバイクでのツーリング」という方がいてそうした写真を載せていた方が、先方の部長もバイクが趣味で、面接で盛り上がっていました。
とはいえ、この程度の内容であれば履歴書や職務経歴書に一言書けば十分伝わります。

以上です。

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