「米国とデジカメ」、個人的には変な縁がある。
最初は2000年6月。米国旅行が決まると、すぐにF社のデジカメを購入した。
当時は充電能力が乏しく不便もあったが、見知らぬ町を写して存分に楽しんだ。
二度目は昨年8月。
2週間ほどポートランドの知人宅を訪れる機会に、デジカメの購入を決め、
現役のデザイナー2?3人に聞いてみた。
期せずして彼らは、C社の売れ筋のものを推薦してくれたので、迷わず購入した。
そして、また下手なりに楽しんだ。
ところが一昨日、引越しの道具類を忘れないため写している時に、
誤って落としてしまった。レンズが飛び出たままで使用不能。
唖然としていると、近くにいた友人が
「このメーカーのものは、デザインはいいが、すべるところが欠点。
手になじむところが不足しているから駄目なんだ」
と言う。グリップ的なところがないから、簡単に落とすことがあるというのだ。
そういえば、一昔前はカメラというのは、かなりごつごつしていて
手になじむようにデザインされていたはずだが、
このデジカメは、小さく、丸っこいデザイン。
簡単にポケットに入るので私は重宝していたが、ここで反省。
引越し作業中で軍手を使用していたことや、
ストラップで首から提げていなかったことを悔いた。
幸い保証期間内だったので、すぐに販売店に修理を依頼した。
デジカメは、「写す」という機能優先のデザインを選ぶべきだということを、
改めて教訓として学んだ。
引越し作業も、時にはいろいろなことを教えてくれる。
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