健康を取り戻し、目にした、今月の“お花見”は格別だったので、ここで2つほど紹介したい。
鎌倉
私の散歩コースで見る、鎌倉山の桜満開は、“老木も頑張って”咲いているのは嬉しい限り。
北杜市(ほくとし)
今年の桜満開の日に“遊びに来ないかと”日程まで配慮してくれた後輩のアフリカンアートミュージアム伊藤館長の、そのお言葉に甘えて、4月18日出かけて行った。
「若い時の苦労は買ってもせよ」という言葉を噛みしめながら、約、世界30か国ぐらい回ったが、アフリカはついに1か国も訪れていない。
「アフリカンアートの女性たち」の展示物を見ながら、1991年、30数年前、パリにいながら1時間もあれば行けるアフリカを見たいと思いながら、行けず、せめてパリでアフリカ料理でも食べようとレストランに入り、サラダを注文したら、真黒な煮物が出てきたのには、びっくり野菜も火をとうして食べる国と、野菜を生で食べれる国との違いを教えられ“カルチャーショック”を受けたことを思い出していた。
ピカソもブラック、マチスやモジリアーニなど、アフリカンアートの魅力に、少なからず影響を受けて創作して来たのでないかと、展示物を見ながら伊藤館長の弁・。
期せずして、目にした新聞に、3年に1度のアフリカ開発会議(TICAD)が8月に横浜市で開催されるとあり、急にアフリカが身近に感じられるようになった。
何がともあれ、54か国あり、人口が2050年に25億人になるアフリカは間違いなく経済成長してゆく。19歳ほどのZ世代と呼ばれる層も多く、人口が増える中で消費旺盛な世代が伸びると・・・北杜市のお花見から8月の横浜の“アフリカ開発会議”へと興味わいてくる今年のお花見となった。
2025,4,25 喜多謙一