最近、大学の就職係の先生方に会うと皆、
今の学生は履歴書の書き方がなってないと嘆いておられる。
よくよく聞くと、自分自身を表現できないのだという。
例えば、デザイナー志望だから絵は描けるが文章は苦手。
それでも一晩かけて履歴書を書きあげたのにどこが悪いのですか、
と居直る学生もいるらしく、何とも情けないとおっしゃる。
辞書を引けばわかるように、「履歴」とは、現在までに経て来た
学業・職業などの次第であるから素直に記述すればいいが、
志望動機、特技、好きな学科等は、本人の言葉で表現しなければならない。
このあたりの表現が苦手らしい。
それならそれで、少し参考図書を見てみるとか、
先輩にアドバイスを求める事も恥ずかしい事ではない。
日本では、どこの学校でも履歴書の書き方などの講座は無いに等しいから、
自分で学ぶことしかないはず、それをサボってはいけない。
学生の例を述べたが、もちろん転職の場合も同様だ。
就職・転職活動は履歴書の書類選考から始まっているわけだから、
神経を使い過ぎるということはないはずだ。
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