「朋有り、遠方より来たる」

突然でも、友達が尋ねてくれると嬉しい。
「朋有り、遠方より来たる」
辞書には、「遠くからわざわざ学友が共に研究しようと尋ねて来る。
自分の道に理解者があって何とも楽しいことである」とある。
以前に転職をお世話したA君が、先日、弊社に立ち寄ってくれ、
久しぶりにビールを飲みながら近況を聞いた。
40歳は超えていても、「新入社員」は、やはり面食らうことが多いと言うが、
職場には、デザインという道の理解者があり、
日々、何とも楽しい、という一言が嬉しかった。
私などは、デザイナーは年齢関係なし、腕だけが頼りだ、
と言い続けて久しいが、現実は、すべて年齢で切られる世の中。
彼も、新入社員研修を受けながら職場になじみ、
次なる目標に向かって前進しつつあるというので安心した。
大手企業でも、まだまだデザインの理解者は少ない。
技術や営業職は歴史も有り、ポジションも確立しているが、
デザインの場合、技術畑や企画営業にまわされたりしている場合も多い。
中には「デザインセンター」として独立していても、
特殊部落扱いされている例もある。
それだけに、彼の会社は、デザインに関する理解度が本物であり、
彼も、やりがいのある職場を見つけ、ほっとしているようだった。
ビールが進んだのは言うまでもない。
こんな美酒なら、毎日でも歓迎。成功を祈る。
(K.K.)
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