最近の床屋さんでは、スタッフの顔写真と名前が書いてあり、
その横には趣味の欄、「競馬、100円ショップで買い物、歴史小説…」など、
様々なことが記入されていて、話しかけるきっかけづくりが出来ている。
先日、100円ショップでの買い物好きという人の話を聞いた。
休みの日は必ず覗く、新しい商品を発見する、買って使ってみる、
その繰り返しがストレス解消なのだそうだ。
パソコン教室でも、コネクタなど100円ショップで見つけた話が多い。
かく言う私も昨日、新しい商品を発見した。
日本の文学書を2冊、見つけ買ってみたのだ。
忘れかけていた作家と作品が並べられ、解説がついている。
作者没後50年を経たものだから、著作権はクリア。
あらすじは、教科書等で学んでいるから読みやすい。
時間にして、一冊1時間ぐらいで目を通すことができ、妙に感心した。
100円ショップの商品企画やデザイナーは、コストはもとより、
商品サイクルの速さが勝負だから、かなりハードな仕事である。
この『即読み!シリーズ』、「大きくて見やすい」と書かれているのは、
高齢者をも視野に入れての商品企画であろう。
若い人に向けては、写真・解説付きで、
教養として手に取れるように工夫されている。
時には、時代を鋭く見ている、時代が読める彼ら100円ショップの
商品企画、デザイナーに学びたい。
(K.K.)
デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー