転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第25回目は、「転職回数記入法」です。
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このご時世、倒産や事業撤退という会社都合で、
職を替わらねばならない場合が
不幸にして複数回になってしまうこともある。
すると、職務経歴書に記載する転職回数も多くなり、
正直に全部記入すると、A4数ページにもなってしまう。
しかし、あまり細かく書きすぎても、誰も見てくれないので、
せいぜいA4で3枚までに押さえたい。
このところのコンサルティングで、転職回数が
数ページに及ぶ人に数名に会ったが、
あまり過去ばかりにこだわると明日が見えてこない。
ここは、思い切って割愛してもいい。
比較的長かった職場のみ記入し、バイト的な職場は省略するのだ。
その上で、職務経験は、仕事の内容や作品の質で見てもらう
といった工夫が必要だ。
まだまだ日本では、欧米のように転職回数が勲章になっていない。
そうした現実をわきまえて記入したい。
特に年配の人は、「転職回数=飽き性」という偏見を
持っている人が多いことにも注意したい。
期間が空いていることを聞かれたら、口頭で答えられればいい。
そして、次にチャレンジしたい希望の仕事が、
それとなく記入されている……そんな書き方が望ましい。
転職は、明るく前向きに。
階段を一つ昇る気持ちで臨もう。
(K.K.)
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