東京駅八重洲口「グラントウキョウ ノース タワー」が11月6日に誕生。
地下1階から13階までは「大丸東京店」だ。
この建物は、世界的建築家ヘルムート・ヤーン氏のデザインで、
今回は第1期オープン、5年後には第2期グランドオープン予定で、
現在の1.5倍の規模になり、首都・東京の玄関口にふさわしい、
斬新な21世紀のモデル百貨店になる……そうだ。
『MY NAME IS TOKYO』と、奇抜なPRが 目立つので、
野次馬根性で見に行った。
オープン初日とあって、日頃は目にしない男性客が多く、
先ずは東京名物は何か?と物色している冷やかしの客で大混雑。
エスカレーターの近くは危険ですというアナウンスが耳につく。
ロングスカートの人は巻き込まれないように、お子さんは手をつないで……
と何とも親切なアナウンスが繰り返される。
2階の「ビューティ・フロア」に集まったブランド、その数43。
「噂の一品や新作たちがあなたの美女化、お手伝いさせて頂きます」
とあるように、1階から6階までは、婦人用品が占めている。
私はといえば、11階のブックランキングコーナーでベストセラーを一冊購入し、
早々に帰ってきた。
目新しいものに出会えず残念だったが、東京駅八重洲口の
この「八重洲」という地名の語源は、オランダ人、ヤン・ヨーステンの名に由来し、
彼の屋敷があったことからだという。
徳川家康の信頼を得て、幕府の外交、オランダ貿易顧問を務め、
屋敷を拝領したと聞くと、400年の由緒ある首都・東京の玄関口が
オランダと繋がっていた事実に脱帽。
東京はやはり奥が深い。
(K.K.)
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