このところの各社の求人状況を見ていると、
「何でもこなせるデザイナー」は敬遠される傾向にある。
特に、経験年数5年を超えると、専門の世界で活躍できる人を求めてくる。
どちらかというと、デザイナーは、身の回りの小さなデザインから、
自動車のような大きなものまで、一度はトライしたい夢を持つものだが、
現実は、専門家集団で製品化し、企業間の熾烈な争いに耐え得る
ものづくりデザイナーが求められている。
夢も大事だが、現実の実態も考えておかないといけない。
従って、ある時期に転職分野を決め、何をやりたいかの専門を絞り込み、
その道のエキスパートとして生きる覚悟が出来ると、道が開けてくる。
そうすれば、職務経歴書もはっきり書けるし、
求人側にもストレートにわかってもらえるはずだ。
どうしても、専門を絞りきれない時は、ゆっくりする時間をとり、
問題解決に向けて時間をかけ、
先輩や友人にアドバイスをもらう慎重さも必要だ。
転職に、あわてることは禁物だ。
(K.K.)
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