趣味や資格、そして本業

友人のデザイナー仲間には、趣味人が多い。
ソムリエ資格を持ち、デザイン事務所を経営している人もいる。
その友人の招きで、ソムリエ仲間での試飲会を見学する機会があった。
何年もののワインか、アルコール度数は、その醸造産地は、など、
いろいろな角度からテイストする訳だから、全部は飲まないが、
こちらは、見学の身だからフリーだ。
新製品開発の企画も兼ねていたから、ワインに合う料理も考えられていて、
まるで高級ホテルでの食事のようで、堪能した。
もちろん私は、ワインの分別は、途中から分からなくなったが、
プロのコメントを聞くと、納得するものがあり、
ソムリエなど、何かしら資格を持っている人は、やはりすごいと思った。
もちろん、味は一番大切だが、新製品開発には、容器デザインも欠かせない。
様々な参考品を見ながら、仕様を考え、この新製品に合うものを
デザインしてゆくわけだから、デザイナーは酔っているわけにはいかない。
真剣に、皆の参考意見を聞きながら、テイスティングをしつつ、
頭の中でスケッチを進めてゆくのだ。
資格は身を助けるいい例だと、趣味人のデザイナーをうらやましく思った。
(K.K.)
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