お役所仕事

「若者就職支援センター」「就職応援塾」「外国人労働相談のご案内」など、
10種類ほどのパンフレットが山積みになったコーナーが、
図書館にお見えしたのには驚いた。
本を求めて来たついでに、「ちょっと就職でも考えてみるか」という
軽いノリでパンフレットを手にしてもらうつもりなのか?
その真意は理解できないが、役所関係者揃って、
この年末年始の「派遣村」問題にも、しっかりと取り組んでいるとの
「リップサービス」が、図書館にも及んできているように、私には思えた。
マスコミには、「仕事なき 仕事始め」と書かれ、
ハローワークは朝から混雑となると、
その波を図書館にまで反映させるとは、日本は何と親切な国かと、
皮肉にも思いたくなった。
しかし、図書館では、パンフレットのコーナーがあるだけで、
関係者が居るわけでもなく、誰も見向きもしないし、
パンフレットを持ってゆく人も皆無だ。
ここにも「お役所仕事」が見え見えで、やはり頂けない。
「やることはやっておきました」といった、こんな口先だけのことで
解決できない問題であることが、分かっていないのだろうかと、
私には疑問に思えた。
(K.K.)
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