北京のデザイン教育事情

36歳の北京のビジネスマンと、日本のデザイン関係者との
ミーティングに参加する機会があった。
彼が、一番興味を示したのは、日本の先端デジタルデザイン事情だ。
それを中国に紹介したいとのことで、すでに北京で、
そうした特殊な専門学校を設立し、人材育成のために動いているという。
主だった北京の会社から、多くの求人があるそうだ。
世界的な経済危機の中でも、中国は驚異的な発展国なのだ。
インターネットユーザーは、2億5,000万人、
携帯利用者は、5億4,000万人。
「日本のような国が13個あると思えばいい」と友人が教えてくれた。
そう言われても、簡単には理解できないが、
現実に上記の数字を見ただけでも、凄い国であることは確かだ。
上記の北京の彼は言う。
大学を出ても、実務経験がないと、企業では勤まらない。
この専門学校では、高度な技術をマスターし、実務経験も積めるようにし、
即、企業で役立つ人材を養成するという。
日本からも、優秀な実務経験者を、先生として迎えたいと
彼は抱負を語ってくれた。
日本のバリバリの35歳のプロダクトデザイナーと会った時など、
彼は、「同世代でがんばろう」と握手し、目が輝いていたのは印象的だった。
(K.K.)
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