お笑い番組を見ながら、デザイン画を描いているという
川崎和男をテレビで見た。
ご存知、TV東京の『カンブリア宮殿』という番組だ。
「その男がデザインすると、なぜ売れるのか、
ケンカ屋デザイナーの面白発想術」という副題で、
村上龍との対談も面白かった。
川崎和男も還暦を迎えたというから、
デザイン界も、高齢化が進んでいるが、
ケンカ屋デザイナーとして、今でも彼は、
大阪で大活躍しているという朗報は嬉しかった。
インフルエンザに揺れる関西からの、一服の清涼剤、
明るい便りとして受け取った人も多かったのではないか。
有名なメガネやテレビ、人工心臓までデザインをし続ける彼には、
「還暦」という言葉は、あまり似合わないが、
確実に、人は、老いる。川崎和男も、また然りである。
老いてなお、エンジニアや、マーケティングの専門家と
議論を戦わすには、並大抵の知識では間に合わない。
彼は、勉強を続けながら、「ケンカ屋デザイナー」の異名に
恥じないように生きているのである。
そうしたところを、見習いたい。
(K.K.)
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