2年に1度の自動車業界の祭典、東京モーターショーが開幕した。
スポットライトを浴びているのは、どこもエコ・カーだ。
各社が、ショーの目玉に据えているのは、
モーターとガソリンエンジンを併用するハイブリット車(HV)と、
電気モーターだけで走る電気自動車(EV)だ。
HVもEVも電気を主な動力源とする点は同じ。
エコ・カー競争は、クルマの「電化」を競う形で進み、
高性能の蓄電池さえあれば、いい車が作れる。
米国では、3大自動車メーカーの不振をよそに、
EVを製造するベンチャー企業が、数多く登場している。
日本の自動車デザイナーも、クルマの「電化」に特化し、
蓄電池とモーターの組み合わせで、環境に優しい居住性や安全性、
高齢者のためのエコ・カーなどをデザインして欲しい。
ベンチャー企業の参入で、造形的にも、夢のような形が望まれるだろうし、
その実現に、日本の自動車デザイナーは、応えられる力を持っている。
日本の自動車デザイナーも、再び脚光を浴びる日も近いはずだ。
頑張れ、自動車デザイナー。
(K.K.)
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