より良い転職のために(33)?再度、TOEIC挑戦のススメ

中国・上海で考えたことの一つに、英語のことがある。
上海では母国語の北京語が話せなくても、英語が出来れば
ビジネスや大学関係者には、十分に話が通じることを体験した。
訪問先の一つ、上海応用技術学院では、
カタコトの英語で教授と話が通じたことは嬉しかった。
そこで、以前にもこの欄に書いたTOEIC挑戦のススメを、
再度、見方を変えて考えてみたい。
日本の大卒新入社員のTOEIC平均点は450点程度といわれる。
具体的に考えるなら、社会人1年目で+100点、
2年目でまた100点追加できれば、もう650点になる。
実際には、社会人はそう簡単に勉強する時間が取れないとしても、
2年かかるところを倍の4年、それが無理なら3倍の時間ででも
達成できれば、社会人6年目には650点になる。
ところで、TOEICは学校の試験といくつか異なる点がある。
まず、学校の試験ではじっくり考える時間があるが、
このテストでは反射的な対応が必要とされる。
リスニングでは、一問平均27秒で次の問題に移ってしまうので、
迷っている時間はない。
分析的に考えるのではなく、実際の生活の場で必要とされるような
即応能力がテストされているのだ。
つまり、デザイナーが得意とする直感力がTOEICでも試されるので、
デザイナーを志す人は優位に立っているとも言えるのだ。
そういう意味で再度TOEIC挑戦のススメと言ったのだが、やはり企業戦士、
どうしても時間が取れない、独力では限界があるという人のために、
土日の寺小屋・塾的な教室の開校も、弊社では考えてみたいと思っている。
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