誰が言い始めたかは知らないが、
日本は、「閉塞感」が充満している国だという。
マスコミもそう言い続けているから困った事だ。
デザイン界も仕事が無いというので、「閉塞感」が漂っている。
そんな中、少々目先を変える意味で、東京散策を試みて、
改めて、その存在を意識したのが、日本民藝館である。
渋谷駅から歩いて行ける閑静な住宅街、、
東大の駒場キャンパスの近くにある。
ご存知のように、日本民藝館の歴史は古い。
宗教哲学者、美術研究家で民芸運動の主唱者でもあった
柳 宗悦(やなぎ むねよし)が、1936(昭和11)年、
東京・駒場の自邸の隣に創設、第二次大戦でも焼け残り、
戦後の民芸運動の拠点として、地道に継続してきている。
日本の伝統とは何か、日本のデザインの原点を教えてくれるようで、
「閉塞感」が和らぐという意味でも、時には東京や
身近な地元の散策をオススメしたい。
(K.K.)
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