先日、名古屋駅で、「旅の花ことば」というキャッチコピーと、
値段も安いのに惹かれ、駅弁を買ってみた。
パッケージの表も裏も、眺めていると食欲が湧くような
仕掛けになっている。
その余韻が残っている間に頂いたが、
値段相応、味は思ったほどでもなかった。
しかし、加齢の我が身には、量が少なめで、ちょうどよく、
お茶代わりのビールと共に、東京までの1時間半ばかりを
楽しむことができた。
駅弁のパッケージも、時には、新聞や雑誌のような
時間つぶしの役割を担うこともあるのを知った。
ところで、コンビニでは、2週間動かない商品は失格で、
すぐに新しいパッケージに置き換えるらしいが、
駅弁も、毎日の売り上げ状況によっては、
パッケージのモデルチェンジが頻繁にあるのだろうか。
売れるパッケージデザイナーが、ここでも求められる。
キャッチコピーも大事だから、コピーライターの出番もある。
駅弁の勝負は、パッケージデザインに負うところも大だろう。
そう思うと、デザイナー冥利に尽きる。
(K.K.)
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