技と匠の世界

先日、コンサルタント日記でご紹介した、名古屋の蕎麦打ち名人
(元・工業デザイナー)の技を見てください。

写真を見ても分からなくても普通。
分かる人は専門家だろうから、100人に1人だろう。
この手さばきで、蕎麦の麺の太さを調節しているのだ。
人間の技というのは、実に奥深い。
角度を変えることにより、麺の太さを決めるのだ。
お蕎麦類は、鋭角で、2ミリ幅ぐらいで細く切り、
きしめんのような幅広いものは、鈍角でセットし、垂直に切り落とす。
そのさじ加減が、時には神業にも見える「隠し技」である。
そのコツを知れば、職人さんの真似事ぐらいは、素人でも出来る。
器用なデザイナーならではの再就職として最適?
いやいや、匠の世界は、そんなに甘くはないだろう。
(K.K.)
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