日本のお花見文化

上海の友人から聞いた話だが、驚いたことに、今年は上海から
「日本にお花見に行こう」という旅行企画ができ、
かなりの中国人が、お花見に日本を訪れたという。
先日、上野のお花見に出かけたときに、その話を思い出し、
よく見てみると、確かに、かなりの数の外国人、中でも中国人が多かった。
過去最大規模という万博が開幕を待っている、その上海からの
お花見旅行。面白い現象だと思う。
ところで、昨今の日本のお花見文化の最大の特徴は、
ゴミの分別がすばらしく行き届いていることだと、上野にて確信した。
実にマナーが良く、気持ちがいい。
缶ビール片手の酔っ払いもいるが、彼らとて、缶は分別して捨てている。
すばらしいマナーだと思った。
ゴミの分別といえば、200年以上前から、フランス・パリなどでは
何でもゴミは下水に流し、それを集めた地下道で作業員がゴミの分別をしていた。
日本では、その作業員の仕事を、各自が責任を持って分別しているのだ。
こんな「日本のお花見文化」を目にした外国人は、
シートに座って宴会するという習慣を含め、軽いカルチャーショックだろう。
桜のお花見という、日本独特の文化は、やはり大事にしたいと思った。
(K.K.)
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