『かわさきコンテンツアワード2010』の農業体験に参加してみた。
このアワードは、川崎市内産の農産物を販売促進するための
アイデアや映像、キャラクターなどのコンテンツを募集するもので、
今回の農業体験は、生産者の現場を訪ね、実体験することで、
応募アイデアの源にして欲しいという趣旨だった。
当日は、あいにくの雨にもかかわらず、定員20名が全員参加。
市の職員の案内で、川崎市内のハウス農家を訪れた。
参加者は、若いクリエーターが多く、コンペにつながる
この農業体験には、真剣そのもの。
いろんな質問が飛び交い、今回のこの「市場調査」は、
彼らのアイデア源になること間違いなしだと思った。
日本の農業人口も、過疎・高齢化が進み、
担い手不足で、遊休農地は増大を続けている。
一方で、都市に住む人には、自然や田舎暮らしへの憧れがある。
ここ川崎市でも、都市と都市型農業の交流は、企画力や伝達力、
マーケティングの知識、すべてのビジネススキルなくして、
明日の農業はないという現実を見た。
現に、若いデザイナーのクリエーティブなアイデアが求められている。
農業分野でも、デザイナーの出番があり、デザイナーの裾野が
広がりつつあることを知ったのが、大きな収穫だった。
(K.K.)
デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー