報道と現実

先週のこと、「中国3都市 反日デモ数千人規模 ヨーカ堂、客避難」
と朝日新聞の大きな一面記事を手にしながら、北京に向かった。
仕事だとはいえ、物騒なところに出張するのは危険だと、
キャンセルが出たとみえて、機内は空席が目立っていた。
尖閣諸島問題を巡り、大規模な反日デモは、
まだまだ各地で続いているというのである。
首都・北京はどうか。
4?5日の滞在だったが、物騒なことは何ひとつ目にしなかった。
むしろ、中国人のサービス精神が目立ち、嬉しい思いをした。
連れがバドミントンコーチだということも幸いし、
中華料理店前の路上で、子供や大人たちと打ち合って楽しんだりもした。
香港から来た友人との夕食を、どこで食べるか迷った末、
バドミントンを共に楽しんだ中華料理店に行ったのだが、
実にサービス精神旺盛で、お勘定の後、お土産まで頂いた。
路上バドミントンとはいえ、スポーツには国境が無いことを肌で感じた。
「13億もいると、変なやつもいるよ」とは、北京の友人の弁。
日本のマスコミの反日デモの記事はどこまで本当か、
全体像を正しく捉えているのか、しばし疑っている。
(K.K.)
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