世界が職場

日本の不景気は、工業デザイン界をも
例外なく元気の無いものにしている。
先日も、川崎でデザイナーの集まりがあり、
皆に聞いてみたが、やはり暗い話が多かった。
ところが、元気印のお隣の中国などは、
「デザイナー急募」というケースは多いと聞く。
先日も、台湾生まれの女性で、カナダの大学を出て、
米国企業で働いていたがリストラに遭ったため、
再就職したいと弊社に打診があった。
中国・北京の提携会社で転職先を探してもらっているが、
脈はあるらしい。
彼女の場合、世界が職場である。
国は問わず、世界中から職場をチョイスする、
グローバル時代のグローバルデザイナーと言えよう。
台湾生まれで母国語は中国語、カナダでは英語。
日本語は出来ないが、2ヶ国語が堪能なら、
どこでも働けるのがデザイナー職。
グローバルデザイナーを目指すなら、
「武者修行」をも含めて、世界が職場という考え方で、
どこへでも行き、トライしてみるという生き方もある。
考えてみたい。
(K.K.)
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