縁あって、年末年始は、群馬県高崎市の山奥の宿にお世話になっている。
10年近く通い詰めているから、その山村の変化が、何となく見えてくる。
当初、自治体が作ったものが、あるときから民間経営に変わり、
サービスの質も変わってきている。
大晦日には、餅つきをして村の人達が歓迎してくれた風景や、
どんと焼きのイベントなどは、今はもう無い。
宿も、温泉、カラオケ、卓球台等があるだけの普通の温泉ホテルになった。
それはそれでいいのだろうが、昔のことを知っているだけに、淋しくも思う。
来年からは、別のところを探そうと、10年も通い詰めた愛着のある町と
惜別しようかと思っているところだ。
このように、サービスの質が落ちてしまうのはいただけない。
日本人の客だけでなく、外国の観光客も呼び込もうというのなら、
もっと日本の伝統ある行事を見せてあげるなどすべきだろう。
その「もてなす心」も、大事な日本の文化のひとつだろうと思った。
(K.K.)
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