先日、「かわさきデザインフォーラム」で、『これからの広告と公告』と題し、
(株)HAKUHODO DESIGN 永井一史氏の講演会があり、
氏から、「広告の新しい役割」5項目を教わった。
1)広告は、社会のためになる
2)広告は、純粋体験を生み出す
3)広告は、リノベートする
4)広告は、サービス、進化する
5)広告は、大きな共感の場を作る
そして、従来のテレビ、新聞、雑誌、ラジオ等の広告媒体から、
主たるものはWEB広告へと、世界が様変わりした広告界の
現在と未来を話された。
「様変わりした広告界」といえば、思い出したことがある。
10?15年前、上海で、友人が「広告とは何か」を
中国人に教えることの難しさを味わっていると聞いたことがあった。
当時の共産社会では、物は上から与えられるから、競争はない。
従って、広告は要らないのである。
ところが自由経済になると、いかに広告し、いかに物を沢山売るかが勝負。
彼らは、必死に広告を学んでいたそうだ。
そして、中国は今年、GDP世界2位に躍進したのだ。
今後は、「広告の新しい役割」を13億人の中国人がいかに理解し、
モノにするかが問われるのだろう。
(K.K.)
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