「成田は静まり返っていて不気味なくらいです。
店に聞くと、売り上げは半分以下だそうで、
外国人はほとんどいません。
地震の影響の重大さが身にしみてわかります。」
と、上海に出張する友人が、成田から携帯メールをくれた。
また、北京の友人からは、放射能が東京に及ぶようだが、
家族を連れて北京に避難してはどうか、とメールが来る。
やはり、風評は異常なくらい蔓延している。
千葉でDIYのアドバイザーをしているS君からは、
大震災後、防災ツールは売れに売れ、在庫が空になったが、
ようやく最近、現状復帰したと聞かされた。
願わくは、災害が起こってからではなく、
日頃から、用心に用心を重ねたいところだ。
DIYと言えば、私は、昨年暮れに日曜大工で本箱を作り、壁に固定、
天井まで本を隙間なく詰めていたので、今度の地震には耐えられた。
本箱の下に特殊なゴムの板を敷き、耐震を考慮したのが
功を奏したのだろうと思っている。
何はともあれ、マスコミも含め、皆で東京電力や政府を
追い詰めるだけでは、何も解決が出来ない。
多くの日本人は、日本を離れることはできないのだ。
日本再生しかないことを肝に銘じ、私は、加齢を自覚しながらも、
「デザイナーは何が出来るか」今日も問い続けている。
(K.K.)
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