「技術とアート(芸術性)の両面で
優れた製品づくりができる会社を目指していた。
イノベーション(技術革新)と想像力を育てようと、
不可能を可能にした社員を高く評価した。
利益を生むことを目標とするほかの企業とは大きく異なる。
自分の死後どころか、100年後も存在する企業に思っていた」
先日死去した、米アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏の
唯一の公認伝記に書かれている言葉だ。
また、後継者には、「最高の技術と最高のデザインをつなげることに
自分と同じように情熱を傾けていたクック氏が適任と判断した」とある。
最高の技術と最高のデザイン、「技術とアートの融合」、
さすがに一世を風靡したジョブズ氏の言葉は、
我々デザインにかかわる者としては、重く、嬉しい言葉だ。
昨年の暮れから、毎日2時間ばかり、通勤電車の中で
iPadで、版権の切れた文学作品を読んでいる。
これまでで、100冊ほど読んだだろうか。
しかし、音楽、映像、アートまでは、まだ手が伸ばせていない。
今のところ越年して、ジョブズ氏の目指したものを見つけることになりそうだ。
こうして毎日、iPadに接しているから、ジョブズ氏への親近感は倍増、
いつのまにかファンになっていたようだ。
(喜多謙一)
私の絵手紙をご紹介。
「久しぶりの絵手紙、金目鯛の傑作!美味しそう…
赤の色が鮮やかで、鱗の光具合がみごとです」
とは、先輩である画家から頂いた言葉。
いくつになっても、褒められると嬉しいものだ。
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