『野次喜多本』登場人物の新たな“ちょっといい話”(40)『芸能生活40周年 山田邦子さん』深夜便 トークで“再会”

 

山田邦子さんに会う。「笑っていいとも」ではタモリさんと一緒だし、
ブラザーがスポンサーの番組「ケントのどうゆうKnow?」に出てもらって
邦子流の「手づくり」を放送しているので、当然「手づくり」の話になる。
真面目で手づくりが好きで、そのうえ、ファッションに非常に興味を持っていて
「邦子グッズや邦子スタイル」を打ち出すのが早い。

いろいろな才能を持ちあわせていることは、一目でわかる。
何せ、ふくらんだスカートをはき、ショーウインドウでも見ないオリジナルの服で
CM(録画)撮りにあらわれるから、すごい。さすが、売れっ子のタレントとわかる。
それに頭の回転が早く、タモリさんにしゃべらせないところなど、
邦子さんファンにとっては耐えられない魅力と聞く。

私のほれポイントには、彼女のように、女優、司会者、小説家という
何でもこなす才能のある人は、茶の間、TVにもっと出ていいように思う。
お笑いタレントのみだとTV離れが進むだろうと私は危惧している。と書いた。

12月7日 NHKの05深夜便「トーク」で彼女の芸能生活40年の“お話”を聞いた。
彼女、タレントとして活躍し始めて5年目ぐらい、ブラザーミシンのCM撮り現場でお会いした。
35年前であるから記憶もあいまいだが、若さ溢れ、粋なタレントで、
“CM 成功、間違いなし”と思い、その通り、結果、大好評だったことを覚えている。
感謝を込めて食事ぐらい誘っても良かったのに何もしなかったのが悔やまれる。

ありふれた言葉で恐縮だが「継続は力なり」「雨垂れ石を穿(うが)つ」という言葉通り、
タレント生活40年続けているのだから素晴らしい。
還暦を迎えてますます冴えてきている彼女を“ちょっといい話”として紹介した。

PS. 電波を介した放送はコロナ禍で止まることはない。
今からでも遅くない「邦子グッズや邦子スタイル」の続編で、
彼女の“邦子マスクのデザイン”が待たれているように思う。

(喜多謙一)
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