雇用改善?

「雇用の改善が続き、一進一退だった企業の生産も堅調さを強めている。
 家計消費も上向く兆しが出てきた。
 九月の完全失業率(季節調整費)は前月比0.1ポイント低下の4.2%
 1998年7月の4.1%以来の低水準を記録した今年六月に並んだ。
 九月の鉱工業生産指数は一年四ヶ月ぶりに二ヶ月連続で前月を上回った。」
 (日経新聞 10/28付)
雇用の改善が続いているという記事を見ると、転職は今がチャンスと思いたいが、
そう単純ではなさそうだ。
某大手電機メーカーのリストラ予定数は一万人。
そのうちの何パーセントかがデザイナー職だとしたら、
早期退職、失業者続出という厳しい状況も現実のものとなるかもしれない。
そう考えると、単純に数字だけで景気回復などと言っていられない。
誰もが、天国から一気に地獄を味わう可能性があり、
そこにはデザイナーの特権などない。
ただし、力のあるデザイナーは、必ずどこかに活躍の場を見つけ、
再びデザインの芽を出してくるものだ。
つまり、力のあるデザイナーで、一人で飯が食えるところまで行っていれば、
何も恐れることはない。もちろんリストラなど怖くはない。
自分は明日、会社から離れたら、一人で飯が食えるのか。
時にはそんな自己診断もしてみよう。
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