先日、歳末恒例の「Brand of the Year 2005」の受賞式に出席した。
消費者が選んだ「今年のCM好感度ベスト1000Brands 」や、
CMが貢献したヒットBrand大賞など、
テレビ・CM業界の総決算が発表された。
CM好感度ベスト1には「アイフル」が選ばれ、
CMが貢献したヒットBrand大賞(ニューブランド)では、
アップルコンピュータのiPod nano が選ばれていたのには
納得した人も多かっただろう。
基調報告では、テレビの視聴は、大人が一日に約5時間、
対してインターネットは37分だと言われていた。
まだまだテレビは家庭の中心に座っている。
従って、ライブドアがフジテレビを、楽天がTBSを、
経営戦略の選択肢として狙うのは当然で、
買収することで相乗効果が働くという計算をするのももっともだ。
一方、テレビで流れる15秒や長くて90秒のCMでは、
多くの情報を視聴者に届けることが出来ない。
そこで、「CMのつづきはWebで見てください」という形式が増え、
両者の融合が進んできている。
そこで、グラフィックデザイナーを目指すなら、
CMのコンテンツ制作のみならず、TVとインターネット融合の結果、
どんなデザインが求められるのか、CMからも学んでみたい。
そして来年は、貴方独自の次なるキャリアの方向を見出すことに努めて欲しい。
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