今年も早いもので、はや二月。
にもかかわらず、2週に渡り東京にも大雪が降りましたが先月、
札幌と新潟に二日連続で雪国への出張となりました。
幸いに札幌、新潟も曇ってはいましたが雪は降っておらず幸いでした。
しかし歩道には雪が残り凍っており歩くのに難儀をしました。
それでも地元の人たちは皆上手に?歩いておりました。
若い女性などハイヒールなのに本当に上手に歩いていました。(笑)
このバランス感覚はなぜ?
環境?それとも経験?もちろんその両方を兼ね備えた上の
成せる技?なのでしょう。
その時にまたふと、今のデザイナーに求められるバランス感覚とは
何なのか?と頭をよぎったのでした。
私がデザインの勉強を始めた頃は「色と形」「デッサン力と
色彩感覚」「色彩能力と造形能力」等々言われていました。
学校に入ってからもデッサン、色彩構成、立体構成と基礎を
みっちり勉強させられました。
しかし、時代が変わりものづくりも変わった今、デザイナーに必要な
求められるバランス感覚とはいったい何なのでしょうか?
それは平均台のような上に立った二次元的なバランスではなくなり、
パラボラアンテナの様な円盤の上に立った三次元的なバランス感覚が
必要になってきたのでは無いかと思います。
先に記した能力、スキルは前提で、それらにプラスされた様々な能力を
都度その円盤にのせていくことが求められているように思えてなりません。
皆さんがお考えになる今のデザイナーに必要なバランス感覚とは何か?
お教え頂ければ幸いです。
尚、このブログは出張先の中国、深圳のホテルで書いております。
亜熱帯である広東省も日本同様とても寒い日が続いています。
朝晩は5〜6度。日中日向で15〜6というところでしょうか?
こちらの人も今年は異常な寒さだと言っています。
職場にもホテルにも暖房器具がないので、コートを着てマフラーをして
仕事をしています。
まだまだ、寒い日が続きます。皆様お体ご自愛ください。
(井上 和世)