師走を前に、今年も一年を振り返ると、私には何かと“考えることが多い”年になった。
誰もがこれだけ続くとは思っていなかったコロナ禍時代の到来もその一つ。
この4月に町内会の役員を引き受けた。
年齢制限があったらしいが、何かの間違いで副会長の役が回ってきた。
50世帯の小さな町内会で20年ほど前、数年間役員をしたことを思い出し、
何かお手伝いすることで「心機一転」私の“ボケ防止”にでもなればと引き受けた。
ところが、コロナ禍時代だからと、会合、打ち合わせ、飲み会などなしで、
各家に「回覧板」を回すのみの軽い役で助かったが、
年に一度の、夏の草刈りや秋の落ち葉搔き(かき)ぐらいは、
隣り近所の人たちとの顔合わせは必須と思い、ミニ機関紙を発行し“参加”を呼び掛けた。
ミニ機関紙 「夏の草刈り」「秋の落ち葉搔き」
(画像をクリックすると拡大します)
皆さん、喜んで参加してくれたのは嬉しかった。
ミニ機関紙も好評で誰が作ったのかとの問い合わせも多数あり、
私も町内会の役員を引き受けたことをきっかけに、「心機一転」、
すっかり気持ちを入れ替え、町内会の仕事に取り組みなおせたのは
“コロナ禍、最大、私の今年の収穫”であった。
(喜多謙一)
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