1月17日で「神戸・淡路大震災」から28年となる。
6500人余りが亡くなったから忘れることが出来ない。
期せずして、この1週間前に脱サラし、
弊社「ビートップツー」を立ち上げたから、
この日のことは鮮明に覚えている。
マスコミ、TV、ラジオは、東京でも、朝からこのニュース報道のみで、
先の暗さは、脱サラの身に氷のように冷たくのしかかって来た。
でも、東京は震災に合わなかっただけでも“良しとしたい“と思った。
親会社の都合で、以前の会社を閉鎖することになり、5年間ばかり、
いろいろと経験させてもらえたこともあり、思い切って脱サラの道を選んだ。
デザイナー転職の相談窓口も試みていたので、今度はこの道一本で
歩けないかと思ったが、まだ転職は“負の世界から脱出できてなく”、
苦戦の連続でしたから、仕事の名のつくものは何でも引き受けた。
ある会社のキャンペーンのお手伝いから広報誌、社史も引き受けた。
その合間にボツボツ、デザイナー転職のお世話ができたから、私には
28年の継続の歴史、不撓不屈の意思・維持ができたこと、その重みは嬉しい限りだ。
このコロナ禍でも頑張っている弊社の下村社長は3代目、
非常勤のデザイン学校講師も兼ねて日夜、デザイナーのお世話をしている。
28年で思うことは、よく言われるように「刃物は切れるうちに研げ」と、
「転職も元気な時に動け」との一言に尽きると思う。
(註)「不撓不屈」は、自分の意志を決して曲げないという意味でつかわれている
(喜多謙一)
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