最近、手描きスケッチの上手な人の転職決定が目立つ。
なぜだろう。
多分に、イラストレーターやフォトショップで
きれいに仕上がった作品よりも、
手描きの生き生きした感触によって、
アイデア発想の原点が手に取るように伝わる分、
面接官の胸を打つのだろう。
あの宮崎駿作品などの日本のアニメが、
海外で広く評価されている理由の一つである
「手作り感」と一脈通じるように思う。
マイナーだからこそ、活力を生むことが
評価される時代にあることは確かだ。
が、そのことは基本的なパソコンの技術があった上でのこと。
宮崎作品も、米国のアニメと同じくらいCGを多用している。
CGは有用なツールであることは間違いない。
と同時に、単なるツールでしかないことも確かだ。
パソコンもツール。大切なのはその使い方だ。
手描きスケッチは、アイデア発想の原点を
生き生きと表現できる方法だと思う。
良い転職のために、手描きスケッチの良さを再考したい。
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