プロダクトデザイナーが転職する際のポイントを分けて連載しています。
※1年ほど前に掲載した内容を加筆したものです。一気に読みたい方はこちら。(ただし2019更新情報が反映されていません)https://www.bt2.net/oyaku
今回は「企業からの返事が遅い理由」についてです。
見る側も人間なので、連休も取れば海外出張がある場合もあります。今年の10連休では、連休直前に回答があった会社と、連休を超えて数日して回答があった2パターンに分かれました。連休直前の方は、「たまった仕事を片付けてすっきりと休みを過ごそう」という心情でしょうし、連休を超えた方は、「連休前は忙しすぎて見てられない!連休明けにゆっくり見よう」という心情だと思います。
デザイン事務所など小さな組織でこの理由が多いように感じます。
理由3:当初の想定と違ったが、良い人材なので人事部に計画変更の承認を取る
これはたまにあるケースですが、「現場若手デザイナーを検討していたがディレクターで良い方が求人に応募してきた。役員に承認を取った当初の採用計画とは180度異なり、予定給与も上がるので、再度採用計画を作り人事部を通して役員に承認を取りたい」というケースです。
同様のケースで給与面で当初の予定よりも本人希望が多い時、その金額を会社として出せるものかどうか、人事部門に確認する場合も時間がかかることがあります。例えば役職をつければ手当を含めれば何とかその水準に行く、など厳密な計算をして返事をくれるからです。
以上のようにさまざまな理由で求人の回答は遅くなる場合があります。
手前みそながら・・・我々のような転職エージェントが間に入る場合、「催促ができる」のは非常に大きなメリットだと思います。求職者が催促をすると人事部に悪印象を抱かれる可能性がありますが、転職エージェントが嫌われても求職者には影響がありません。
また、我々は一般論で「他の企業よりもかなり時間がかかっている」と判断した場合に催促をするので、たいていは先方も「時間がかかってしまっていて申し訳ないな」と感じているので悪印象をもたれずに様子を聞くことができます。また、上記のような理由を聞くこともでき、それによってあとどれぐらいかかるか判断できます。
一度ある候補者の方から、受けている会社からなかなか回答がないので、「回答の早い遅いで、良い会社かどうかはわかりますか?」と聞かれたことがあります。答えは「まったくわかりません」というのが正直なところです。
大変しっかりした会社なのに、1ヶ月半以上待たされたことがあります。また、同様に良い会社で、即日回答があった場合もあります。ちなみに、「受かっている可能性」も何とも言えませんが、1ヶ月半まで待たされるとさすがに可能性が低いかもしれません。ぜひこの人は確保したい、という気持ちがあまりないということですので。。。
ただ、1ヶ月程度待たされることは、たまにあることです。すぐに回答が来ないからといって、諦めたり焦ったりしないようご注意ください。
<来週はまた別のテーマです>(下村航)
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