デザイナーの転職をお世話する会社を興してから17年が経った。
一番の問題は、実務経験がない、あるいはとても少ない人の扱いである。
転職は、経験を生かし、より高度な職場を求めて挑戦しながら、
自分をレベルアップしてゆくことだ。
私たちは、そのお手伝いをしているから、年収が下がる職場などは、
原則として勧めないことにしている。
例えば、デザイナーを志して入社しても、不幸にして営業にまわされ3年、
いまだデザイナー歴がない人には、正直に、営業歴を生かして、
デザイン分野を開拓する職場を探す努力をしている。
ただ、営業歴は、一次面接ではOK率が高いが、
二次となると、デザインの実技テストを課せられることが多いから、
日頃の個人でのデザイン活動が試される。
そのためには、コンペなどで、日頃から自分の腕を磨いていれば、
かなり実技テストに耐えられるようになるからオススメだ。
要するに、デザイン以外のキャリアの部分を、どのようなカタチで
求人先の会社にわかってもらえるかということに尽きるから、
職種は営業でも、自宅ではデザイナー修行する努力だけはしておきたい。
それがあれば、二次試験・実技テストは大丈夫だ。
トライしてみて欲しい。
(K.K.)
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