より良い転職のために(12)?手作業を見直そう

最近、転職希望者のコンサルティングで感じることのひとつに、
手作業、つまり手で描いたアイデアスケッチやラフスケッチが、
あまり見当たらない、ということがある。
Mac等で仕上げたスケッチでは、あまり出来栄えの差が感じられないので、
見る方は新鮮味が乏しいと取る。
それと、デザインのプロセスがパソコンで表現しきれていないからか、
がっかりさせられることも多い。
そのため、手で描いたアイデアスケッチやラフスケッチを持参するよう奨めている。
採用側のデザインセクションでは、パソコンは当たり前になっていて、
よほど目新しいソフトで仕上げないかぎり、新鮮に映らない。
採用側はテクニックよりもアイデア、発想力を求めている。
要するに、企業での仕事を通して腕を磨き、自分でも腕を磨き、
その結果「自分で腕を磨いた人が生き残る時代」になったのだ。
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