以前、『13歳のハローワーク』(幻冬舎)という本が
ベストセラーになっていると紹介した。
同書の中では、「デザイナーはデザインすることはもちろん、
企業の経営陣にデザインをわかりやすく説明しなければならない」と
プレゼンテーション能力が必須だということにも触れられていた。
「成功するプレゼンテーションのコツ」について、
最近、人気インテリアデザイナー3人が書いているので紹介しよう。
(日経アーキテクチュア2004,JUNEより抜粋)
■Aさん
(1)「よろこばせたい」という気持ちが大切
(2)空間が分かりやすくなる視点を探す
(3)ごまかしにつながる表現はしない
■Bさん
(1)何よりもコンセプトワークを大事にする
(2)自分を押し付けずに相手の価値観を探る
(3)「きれいさ」ではなく具体的かつ正直に見せる
■Cさん
(1)起承転結の流れで説明する
(2)盛り込み過ぎずに明解に伝わるものとする
(3)相手が予想するレベルを上回るようにする
三者三様、さすがに人気デザイナーは鋭い考察の弁であり、
それぞれ理解できるが、われら凡人はこれら全部を網羅できないので、
せめてこの中の3つぐらいに気をつけてプレゼンに臨むと、
転職の面接試験も乗り越えられそうに思える。
試みてはいかがだろうか。
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