前回のこのコラムでは、オーバーランしたデザイナー修行をすすめた。
今回は、身近なデザイン提案を試みることをおすすめしたい。
例えば、インフルエンザの予防か、花粉症に悩まされているからか、
この季節はマスクをしている人が多い。
デザインに関わるからには、あのマスクのデザインの悪さが気になるはず。
そう、せっかくの美人が、マスクのために不美人に映るのは不幸だ。
そこで、ラフスケッチでいいから、まずデザインを試みてみよう。
色は、白以外に肌色もあるだろう。
形は、必要な部分のみ覆うことで小さくすることも可能だ。
材質は、透明に近い布だって試みたい。
こうして描くほどに、もしかして素晴らしいものが出来たとしたら?
そう、自ら商品化してもいいだろう。
どこかに売り込みに行くのも一法だ。
だがその前に、転職の武器にならないかと考えてみると、
手描きスケッチはいけるはずだ。
スケッチブックに、毎日のデッサンのひとつとしてさりげなく載せ、
面接官に見せることだ。
製薬会社で無くとも結構、身近なデザイン感覚に敏感ということで
評価はしてくれるはずだ。
ただ、下手なスケッチではお話にならないので、
人物画も魅力的に描かねばならないし、当然、材質の研究も必要になってくる。
ということは、かなり勉強を強いられるので、
その分、作品評価は高まることになるから、
「よりよい転職のために」今日からでもトライしてみてはどうだろう。
デザイナーは、常に旬に向かってデザイン提案することに燃えることを命としたい。
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