デザイン界では、誰もが使えるモノづくりという
ユニバーサルデザインの概念が広まり、
これが基本になって久しい。
しかし、現実にそれがどこまで進歩したかというと、
はっきり表せない。
ところが先日、川崎市主催のユニバーサルデザインセミナーでは、
視覚障害者や聴覚障害者をビデオで撮るなど、
ユーザーと一体となった開発現場の報告があり、
ユニバーサルデザインが手に取るように分かるプレゼンがあった。
パソコンをフル活用したプレゼンは、デザイナーには欠かせないスキル。
そのスキルを磨くことは必須であり、さらにデザイナー(開発者)自らが
ユーザーに接し、謙虚にその声に耳を傾け、
ユーザーと共に製品開発を推進することが必要だ。
そのためには、ユニバーサルデザインを「好きになる」ことに
尽きるように思った。
デザイナーには、「好き」に勝るエネルギーはないはずだ。
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