自らを活かせる場の開拓

友人のデザイナーが、朝日新聞千葉版に、大きく写真入で紹介された。
後日、そのコピーを送ってもらい、読んでみた。
彼は、「商品が売れる手助けがしたい」と、千葉県や商工団体の助言役として活躍、
県内の道の駅や、農家が売りだす特産物や新商品のラベルなどを手がけている。
以前は、東京で工業デザイナーとして、グッドデザイン大賞を受賞するなど、
大活躍していたので、東京ばかりでなく、全国にも知人が多い。
従って、彼のデザイナーとしての昨今のユニークな活躍ぶりを
是非、全国版で紹介して欲しかったと思った。
千葉県のみならず、北海道でも九州でも、農村などの特産物や新商品の販促など、
助言役として、デザイナーの力が求められる場が多くある。
彼の仕事振りを見ていると、その点でかなり先行しているから、
どの地域でも参考になること間違いない。
だからこそ、千葉県内の話題とはいえ、全国版での報道を望みたかった。
考えてみれば、地方版にのみ報道され、埋もれている記事、情報というのは
全国に数え切れないぐらいあるのだろう。
それを見つけ出し、自らの力を活かせる場を開拓するのも
デザイナーの眼力だとしたら、デザイナーって忙しい仕事だ。
それは同時に、デザイナーという仕事の魅力でもある。
(K.K.)

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