秋のグループ展参加

『芸術の秋』とは、誰がネーミングしたのか、いい言葉である。
が、その芸術の秋の準備をするのが、今この時期で、
私にとっては苦痛そのもので、この暑い夏を恨めしく思っていた。
なぜなら、秋の同窓生・絵の展覧会に、一点出品すると約束はしたが、
その締め切り10日前でも、アイデアがまとまらないでいたのだ。
オリンピックではないが、「参加することに意義がある」と高を括って
エントリーしたのが間違いの元、このところ反省し続けていた。
ところが、最近になって、ひょっとアイデアが出て、
トントンとまとめに入ることが出来たこともあり、
人間の頭の中は不思議なものだと、妙に感心している。
きっかけは、友人に相談を持ちかけたことだ。
「先日のあの作品もいいのでは」という一言で、アイデアがまとまった。
背中を押されて決心がついたというわけである。
迷いは誰でもあるもの。
時には友人、家族、先輩に話し、ちょっと背中を押してもらうのも一法。
逆に、自分が誰かの背中を押してあげることもあるし、
「それが人生」と教わったようで、せっせと制作に力が入るようになった。
人間とは、なんと単純。
しかし、友人に感謝することしきりである。
(K.K.)
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