転職は真摯に

このところ、30代後半の女性のコンサルティングが続いたので、
彼女たちのことを書く。
サイトから登録するのが面倒なのか、飛び込みで来るから、
職務経歴書などは持っていない。
ならばと来社してもらって、その場で書いてもらおうとするのだが、
生活に追われているのか、全くマナーがなっていない。
電話で、今からコンサルティングお願いしますというので、
こちらもサービス業、誰かが対応しますと待っていると、
途中で電話が入り、明日にしてくださいという。
翌朝待っていると、時間がとれないから夕方にならないかと
変更の電話が入る。
さて会ってみると、もう月末近い時期というのに、
今月いっぱいで契約が切れるから何とかならないかという話になる……。
自分勝手で動いていても、転職は可能と思っているから恐ろしい。
転職に真摯に立ち向かうことを忘れているのか、世の中を甘く見ているのか、
あいた口がふさがらない。
おまけに、これだけ日時のキャンセル・変更を繰り返した彼女たちは
謝ること、感謝することを知らないようで、その後もメール一本よこさない。
職場や家庭の事情があるのは重々承知だ。
しかし、転職を希望するのなら、もう少し真摯に取り組まないと
誰も親身に相談に乗らないし、アドバイスもくれない。
求人側にたってみれば、どんな人が欲しいか、自ずから分るはず。
他山の石としたい。
(K.K.)
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