IT時代に入って、デザイナーの転職活動で大きく変わったことが二つある。
一つは、デザイナーの技術の一つに、パソコンやソフトを
どれだけ使いこなせるかが問われるようになったこと、
二つ目は、転職活動がネットで簡単にできるようになったことだろう。
今や、転職情報はネット上を中心に巷にあふれているから、
転職そのものも簡単だと思い込んでしまう人も少なからずいるのだが、
現実はむしろ、昔より厳しい。
ネットで簡単に転職活動できるのもIT時代の「恩恵」と思いたいが、
あまりにも簡単に転職が出来ると思い込む人が増えたのでは、と、
「弊害」の方が昨今心配になる。
次が簡単に見つかると思っているからなのか、
ひどい例だと3ヶ月、3週間、いや、3日で辞める人さえいる。
転職を、人生の何だと思っているのかと、つい一言、苦言も呈したくなる。
職場は、あなたの人生を毎日楽しくもし、悲しくもする重要な場所である
ということに気がつけば、階段を上るがごとく慎重でありたい。
ITに振り回されない、地道な、アナログ的な転職活動を
応援できたら、私は本望だ。
間違っているだろうか。
(K.K.)
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