食わず嫌いは損をする

デザイナーからゴルファーに転向したという人の話を聞いたことがないし、
ゴルファーからデザイナーになったという人も、私は知らない。
最近まで、デザイナーは皆、ゴルフ嫌いなのかと思っていた。
しかし先日、現役デザイナーのゴルフコンペに参加して、
彼らの中にも、ゴルフ好きな人も多いということを知った。
デザイナーは、職業的に個人プレイな面も多分にあり、
4人1組で廻るゴルフなど不向きなのだと思っていたが、そうでもないらしい。
どうも、当初は「食わず嫌い」なだけで、きっかけがあって食べてみたら、
ゴルフの面白さを理解できる人種であることを、このコンペで発見した。
デザイナーは、芝目を読む、傾斜を見る、直線かアールがかかっているかなど
観察観が鋭いから、グリーン周りのパットを入れるプレイなどは、うまい人が多い。
ただ、日頃、練習していないから、遠くに飛ばすことは苦手のようで、
トータルのスコアはあまり良くないが、それなりに楽しめるのでオススメだ。
道具からウェア、ゴルフ場の環境問題まで、ゴルフに学ぶものは沢山有り、
中でも、4人で回るという団体行動は、デザイナーのプロジェクト運営にも
なにか通じるところがあるように思う。
時には、個人プレイ的な世界から、チームプレイ的な世界を覗くことも必要。
なにごとも、「食わず嫌い」は損をする。
(K.K.)
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